生存

生存

なぜだか、今日も 生きている。

たまたま生かされている。

これは現実で。

明日、生きている保証などない。

それなのに私たちは明日のために行動を起こす。




息ができる。

ひんやりと春の暖かさの中に まだ名残が。

さえずりは心地よく 街を忘れさせてくれる。


あした会えるかわからないから いとおしい。




肌は輪郭をつくり わたしを個体とする。


こないだね、

『 触れることなんて意識したことなかったわ 』 って。

そんな哀しいこと言わないで。



人を想う。

人を、世の中を愛するには

まず、自らの生命を慈しんで。

皮膚という臓器は膜をつくり、
あなたをあなたとして存在させている。


生存者は、明日を信じて生きねばならない。

生命を背負うことがこの世。

たまたま生かされている限り。


楽しみましょう。

おかしいぐらい笑って、怒って、泣き喚いて。活き活きと。

遊びましょう。

生きることはどうせ苦しいのだから。純粋に子供のように。

会いましょう。

細胞に風が抜けるように、新鮮な出会いを。愛をもって。


祈り、ともに生きていましょう。



では、また💙






コメント

人気の投稿